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みなさん、ブログをご覧くださりありがとうございます♪

宇都宮市の音楽教室

ジャズ教室

ピアノ教室

リトミック研究センター認定教室

Woody BeLL Music Labです🌳

当教室の講師は、宇都宮市を中心に活躍する現役ジャズピアニスト🎹

1年間に約180〜200の演奏本数をこなしてきました。コロナ禍での出産を経て、産後約1年目から現場復帰し、数は減りましたが、今も定期的に演奏の仕事を続けています。

今回は、他のピアノ教室であまり話題にのぼらないであろう、「ジャズの演奏現場」で起こっていることをリアルにお伝えしたいと思います⭐︎

どんな場所で演奏するの?

音楽を演奏する場所は、ジャンルによって実に様々です。
クラシックは、市民会館などのコンサートホール、ロックやポップスは、地下ライヴハウスなどのイメージが多いのでは?
ジャズは、お酒を扱う「ダイニングバー」や「ジャズライヴハウス」「ジャズスポット」と呼ばれるジャズ専門店で演奏することが多いです。
また、引き受けた依頼によって、ホテルのラウンジ、野外イベント会場や、介護施設、なんと電車の中で演奏することもあります!
(もちろん、クラシックやポップスでも、上記の場所で演奏することがあります)

意外な演奏現場

私が今まで経験してきた中で、さらにインパクトのあった現場を紹介します!
【お寺】
普段はお坊さんしか入れない場所に電子ピアノをセッティングした時は、緊張しました…
【サーキット会場】
こちらも、関係者しか入れない、サーキット内にピアノをセッティングしての演奏。花火大会での演奏で、音出しと同時に花火が上がり、すごい迫力でした🎆
【駅のホーム】
海外だとよくある光景ですが、日本では駅のホームで演奏していたら、職務質問を受けてしまいます。こちらは正式なルートを経てのお仕事でした。
【コンセプトカフェ】
いわゆるメイド喫茶など、特定のテーマを全面に押し出したカフェやバー。音楽をメインにしたコンセプトカフェも最近では増えています!

こうして考えてみると、しっかりとした条件が揃えば、色々な場所で演奏することができます⭐︎
「こんなところもあるよ!」という方は、是非ご紹介ください♪

現場についたらまずやること

挨拶

本番の日を迎え、現場に到着したら、まずは「おはようございます!本日はよろしくお願いいたします!」と、お店のオーナーさんに挨拶をします(これはどの業界でも基本中の基本です)。
音楽業界では、実際の時間帯に関係なく、現場に入ったら「おはようございます」が基本です。これは、《音楽に夜は来ない》というゲン担ぎの意味もある他、それぞれの出勤時間が不規則なことからきているんだとか。

ウォーミングアップ

挨拶をして、ピアノ周りのセッティングが終わったら、ウォーミングアップをします。
ピアニストは、ほとんどがお店に据え置きにされているピアノを使うことが多い為、本番までにその弾き方を掴んでおく必要があります。
自宅でいつも弾いているピアノとは、サイズ感・鍵盤の重さ・響き方・ペダルの踏みやすさなどがほぼ9割といっていいほど違う感覚。
人によってウォーミングアップに何を選ぶかは異なりますが、約30分ほど、ハノンや自分がいつも練習している曲を弾いて、お店のピアノの感覚に慣れていきます。

直前リハーサル

ウォーミングアップが終わったら、いよいよリハーサル。
ジャズの場合、曲のほぼ8割がアドリブパートで成り立っています。
なので、リハーサルでは
①イントロ
②変拍子、ユニゾン、キメ(全員で同じリズムを打つ)などの複雑なアレンジ
③エンディング
を入念に確認します。アレンジが更に複雑な場合、本番以外でもリハーサルを別日に行うことがあります。

リハーサルの時間は、約30分〜60分。ピアノソロやデュオだと、一瞬で終わることも。
お店のオープン時間までにリハーサルを終わらせます。

セットリストの作成

お店のオープンから演奏開始時間まで、演奏者は控室などで待機をします。
その間に、「セットリスト」、いわゆる曲順を決めたり、リハーサルの内容を再確認していきます。
曲順がもともと決まっている場合は、それぞれが流れの確認をしたり、演奏前にコンディションを整えたりと、自由に過ごします。

現場に着いたら〇〇が無い⁈

現場に入ってから、演奏開始時間までスムーズに事が運べば良いのですが、そうでない時もあります。
ここでは、スタート時間ギリギリまで焦ってしまうような、「まさかの事態」を紹介します。

【現場に着いたら、ピアノの椅子が無い!】
とある結婚式場での演奏のお仕事。さぁ、ウォーミングアップだ!という時にピアノに向かっていったら、なんと、ピアノ用の椅子が無い…
スタッフの方に椅子を探してもらったものの、「申し訳ありません。椅子が見つからなくて…」と、まさかの回答。
一体、どういう状況だったらピアノの椅子が無くなるんだろう…?と謎に思いつつ、神聖な場所で立って弾くわけにもいかなかったので、余っている来賓用の椅子で対応。
ところが、案の定高さが合わず、お子様用のクッションを置いて調整。演奏は無事に終わりましたが、なんともミスマッチな光景で、腰のあたりが妙にフカフカしながら弾いた記憶があります。
何年も前の話になりますが、あれから椅子は見つかったのでしょうか…

【ピアノの弦が2本切れていた】
こちらも、ウォーミングアップの時。鍵盤の高音部に差し掛かった際、「びょ〜ん!!」と、大昔のチェンバロのような音が。よく見ると弦が切れている…しかも2本!
「こんな状態で放置されて可哀想に…」とピアノに情を移しつつ、自分で自分の楽器を直せないのがピアニストの苦しいところ…
電子ピアノを家に取りに行く時間も無く、弦が切れた鍵盤をなるべく避けるようにして演奏し、なんとか本番を乗り切りました。

いざ、本番!

リハーサル・セットリストの作成が終わり、様々なトラブルも乗り越え、いよいよ演奏スタート!
ここからは、ステージ上でミュージシャンとしての全力を果たすのみです☆

演奏時間はどのくらい?

①全2ステージで、各45〜60分、休憩あり
②全3ステージで、各30分、休憩あり
③全4ステージで、各30分、休憩あり
④全3ステージで、各45〜60分、休憩あり、3ステージ目はジャムセッション
⑤全1ステージで40分

などなど、演奏時間は、お店やイベントの運営形態によって様々です。
曲数も10曲〜20曲演奏します。

【譜面が…!】本番中の事件①

ヴォーカル、ギター、ピアノのトリオでの演奏。(かなりの大御所の方との共演でした…!)
ギターからのイントロで始まる1曲目。緊張感のある雰囲気。私も弾くべきタイミングを逃さないよう、じっと聴きます。
…ところが、ギタリストが明らかに譜面と違う曲を弾いている…
ヴォーカリストにも目線を送って助けを求めましたが、なんと、イントロが終わり、歌い出した曲も、明らかに目の前に置いてある楽譜と違う曲…
3人の中で自分だけ違う譜面を見ているという窮地においやられた私。始まった曲を途中で止めるわけにもいかないし、弾かないわけにもいかない…お客さまにこの窮地を悟られてはいけない…様々な思考が一気に押し寄せてきました。
こうなったら、信じられるのは自分の耳と今までの経験だけ。他の2人が演奏している間に、瞬時にメロディとコード進行を覚え、アドリブパート、エンディングパートまでなんとか無事に演奏を終えることができました。
後から確認したら、ヴォーカリストが譜面を配布する時に、1曲目の楽譜を2枚分、ギタリストに配布してしまったそう。
今だからこそ笑える、うっかりトラブル。しかも、この時の演奏はかなり良かったとのことで、数ある演奏の中でも印象深い経験になりました。

【お客様が…!】本番中の事件②

とあるダイニングバーでの演奏。
ピアノ、ベース、ドラムのトリオ編成でした。ジャズは夜の演奏が多いので、飲み会でジャズバーをご利用の方も多くいらっしゃいます。お酒とジャズなんて、最高の組み合わせですよね。
2回目のステージ演奏中、入れ替えで団体様が来店されました。おそらく二次会でのご利用で、入店の時からいい感じに出来上がっていました。
今日も盛り上がりそうだな、なんて思っていた矢先、なんと、客席に向かっていったはずの1人が、千鳥足のままベーシストに思いっきりダイブ…‼︎
なんとかベーシストが踏ん張って支えましたが、一歩間違えればベースもベーシストも倒れていました。楽器も奇跡的に壊れなくて済みましたが、ヒヤヒヤの一瞬。
こんなことがあっても、演奏を止めるわけにはいきません。ヒヤヒヤの瞬間、私とドラマーで、そのまま演奏を続け、ベーシストは落ち着いてから演奏に合流しました。

ピンチをチャンスに変えるのがジャズ!

ジャズの現場でのリアルをお伝えしてきました。ここでもまだまだ書き切れないトラブルや、興味深い話、専門用語もございますので、後ほどブログでも紹介していきます!

ジャズを演奏する時は、曲のほぼ8割がアドリブと前述しました。使用している楽譜は、1枚〜3枚。全く楽譜を使わない演奏もあります。
演奏をアドリブで進めているからこそ、急な変更や演奏時間の調整、演奏中のトラブルに対応できることもあります。
ピンチをチャンスに変えるのが、ジャズ。
ジャズの演奏技術を習得すれば、人生のピンチを乗り越える術を身につけられるかもしれません!

これからジャズ奏法を習いたい!という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

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(※4月スタート最小年齢は2023/10/1生まれが目安)

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お申し込み時点で6ヶ月に満たないお子さまも対象です。

【Step1】
🌱2022/4/2〜2023/4/1生まれのお子様

【Step2】
🌱2021/4/2〜2022/4/1生まれのお子様
【Step3】

🌱2020/4/2〜2021/4/1生まれのお子様
【シニア】
🌱60歳以上の方

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